平凡な田舎の大学生が環境問題とエシカルな暮らし、サステナブルファッションに興味を持ったワケ
はじめまして、㈱NATUREにて学生インターンをしているけいしょうです!
(現在は大分県別府市の大学に通っています。)
今回は私の生い立ちについてお話しするお時間をください。
私について知ってもらうために
【平凡な学生が環境問題を知るまで】
【カナダでエシカル生活に触れる】
【大学に入りファッションにハマる】
についてお話したいと思います。
【平凡な学生が環境問題を知るまで】
私は愛知県でうまれ、京都で育ちました。
三歳のころに京都に引っ越し、そこからは大学入学まで京都で過ごしました。
中学生までは、ゲームとサッカーばっかりで、勉強もろくにしない子供でしたが、中学生になってから、英語の勉強にはまりました。
他の強化の点数は普通なのに、英語の点数だけいつも90点台。英語にはまった影響で、高校は英語に力を入れているところに入学しました。
私が環境問題に初めて触れたのは、高校一年生の時です。
私の高校はSGH(スーパーグローバルハイスクール)という、文科省から指定された高校でした。
そこでは「KOA学」と呼ばれる、リベラルアーツに似た授業がありました。
その一番初めの課題として出されたのが、「SDGsのゴールを一つ選び、それについてプレゼンしなさい」でした。私のグループが選んだゴールは13番「気候変動に具体的な対策を」。
このゴールでは、現在世界中で起こっている自然災害、地球温暖化などの「気候変動」とその影響を軽減することが目的とされています。
調べるにつれて、
・流氷が溶けることで住処をなくした生き物
・プラスチックを大量に飲み込んだ魚
・海面上昇で海に沈みそうな国
少し調べるだけで悲惨な状況がたくさん目に入りました。
↑とあるコンペティションのために作ったポスターです。気候変動の主な原因と解決策を提案するというプレゼンを行いました。
私はその時初めて
「環境問題ってこんなにいろいろあるんや」と驚愕し、
「もっと知りたい!」
とのめりこむように環境問題について調べ始めました。
【カナダでエシカルな生活に触れる】
その1年後、高校2年生になった私はカナダに10カ月留学しました。
↑日本に帰る直前でとった集合写真です。
私のホストファミリーは、
ホストファーザー(左から2番目)は私が通う高校の教頭先生、
ホストマザー(一番左)はとある自動車会社のマネージャーで、
いわゆるエリートな家族でした。
そんな家族のもとで、
①英語、②環境問題、③ファッションに触れていきました。
①英語
最初にカナダで過ごして気づいた日本との違いは、映画館などのマナーの違いでした。
日本の映画館は声を出すことを基本的にNGとしていますが、カナダの映画館ではみんなが大声で笑っていたのを見てとても驚いたのを覚えてます。(笑)
そのほかにも、カナダでは日本のように公共交通機関だったり自転車、徒歩だったりを使っている人が異常に少ないということも驚きでした。大体の人が自分の車を持っていて、免許も早く取れるので高校にも大半の人が車で来ていました
。僕がその街唯一の交通機関であるバスに乗ると、中には1~2人しか座っていないということばかりでした。それだけカナダは自家用車が人気!
↑これが9月のカナダの写真です。こんな状態で徒歩と自転車は無理ですよね。。。(笑)
あとカナダの人たちの国民性の話なんですけど、、、みんな家族で集まるの好きすぎです。(笑)
2週間に1回は親戚が全員集合してました。
↑親戚全員がクリスマスで集まった時の写真です。こんな感じの集まりを月に2回くらいやっていました。
こんな感じでカナダでは、ホストファミリーとの会話や、彼らが紹介してくれた本を読んだり、映画やホームパーティーによく連れて行ってくれたこともあり、英語に積極的に触れる機会を与えてくれ、留学から帰った直後に受けたTOEICで800点を取ることができました。
ちなみに留学に行く前の点数は約400点で、2倍にすることができました!!!
②環境問題
カナダでさらにさらに深く環境問題について考えたきっかけとして、高校の課題で行ったごみについてのプレゼンを行いました。世界の様々な都市のごみ処理方法をまとめるとともに、環境にやさしいごみ処理法を提案するというものでした。
そこで気が付いたのは「日本ってごみの種類すくなくない?」ということでした。
都市によっては何十種類とごみを分別するところ、日本では大まかに可燃ごみ、不燃ごみ、資ごみ源、粗大ごみくらいしかないですよね。
また、カナダには町のそこら中にごみ箱があるというのも気づいた点でした。
私が住んでいた町ではバス停ごとにごみ箱が設置されており、距離にして100~200メートルおきにごみ箱が置いてあることになります。
↑これがバス停になっていて、ベンチの上の部分にごみを入れる場所があったんです!しかも分別できます!
また、カナダのレストランやファストフード店では、プラスチックのストローを一切見かけませんでした。
ホストファーザーに聞くと、
「あと1、2年でカナダはプラスチック禁止になるよ」と教えられ、プラスチックの日本で育った私は仰天したのを覚えています。
今思えば、生活用品に一切プラスチックを使わず、物を大切にしてごみもしっかりリサイクルする、ホストファミリーはめちゃくちゃ「エシカル」な人たちだったんだなと思います。
③ファッション
カナダで初めてファッションついて触れたときの話です。
前述のとおりカナダに行ってすぐに寒くなりはじめ、カナダの寒さに対する認識は一瞬で砕け散りました。十月に向こうに行ってすぐに地面が凍結、気温は氷点下を下回ったのです。
↑家の目の前の写真です。年中道路は凍結してます。
こんな感じの場所に上着を持たずに来た俺。。。
もちろん生き残れるわけありません。(笑)
ホストファミリーに連れられて上着を買いに行くことになりました。
そうして買った上着がこちらです。
↑当時暖かさのみを重視して購入した上着です。
決しておしゃれとは言えませんが、これ一枚でカナダの長い冬を乗りきりました。
おしゃれではありませんでしたが、その時服を買って思ったことがあります。
「あれ?服買っただけやのに、なんでこんなにワクワクするんやろ?」
ファッションに全く興味がなかった俺が、服を買う楽しさに気づいた瞬間です。
そこから、服を買って着るということがめちゃくちゃ楽しく感じるようになりました。
しかしながら高校生の状態でバイトは一切せず、ずっと勉強ばかりしていたので、お金がなかったんですよね。なので服を買い漁るようなことはしませんでした。
そのかわり洋服について調べ始めるようになりました。
大学受験では、英語や海外に興味があって、ビジネスを専攻したいという話を担任の先生に言うと、先生が今の大学を紹介してくれました。
私は大学の内容を見るだけで「おもしろそう!ここ受けますね!」といった軽いノリで受けてしまったため、大学がある別府を訪ねたりオープンキャンパスに参加したりすることなく受験してしまいました。
今思えばなぜこんなに田舎の大学を受験したんでしょうか…(笑)
【大学に入りファッションにハマる】
大学に入ってからは服への興味が爆発し、ZOZOTOWNで服を買い漁るようになります。
自分で服を買い、コーデを考えることがめちゃくちゃ楽しく感じました。
自分の服がどんどんおしゃれになっていくのを自分で見ていてめちゃくちゃ高揚したのを覚えてます。
その後、自分のコーデを「WEAR」というアプリに載せ始めるようになりました。
↑こんな感じで自分のコーデを投稿するようになりました。今も載せ続けてます。
このようにファッションを発信し始めてしばらくたった後、ファッション×環境問題で情報を発信しようと思い立ち、インスタグラムで「WORN Planet」というアカウントを始めました。
NATUREインターンのきっかけは、好きなことを自分らしく発信していたインスタグラムをNATUREパーソナルライフスタイリスト®️の繁山なおさんが見つけてくれたおかげです。
繁山さんから、NATURE代表のキムラさんを紹介頂き、㈱NATUREの下でインターンとして勉強しています!
これから、活動を通じて新しく学んだことや経験を、このブログにて共有させて頂きます!
もしまた読んで頂けたら、一緒にサスティナブルファッションを知るきっかけにもして頂きたいです。
最後になりましたが、
こんな生い立ちでファッションと環境問題に興味を持ち、現役大学生としてNATUREインターンの活動をしております!
私は将来サスティナブルなアパレルショップを作ることを目標にしていますので、こちらも応援頂けると嬉しいです!!!!
では、これからよろしくお願いします!
けーしょー
wear:https://wear.jp/keisholikesfashion/
Instagram:https://www.instagram.com/worn_planet/