初めまして!インターン大学生の中尾優太(ナカオユウタ)です!
皆さんこんにちは!
株式会社NATUREでインターンをしています、大学生の中尾優太(ナカオ ユウタ)です。
現在は、東京という大都会の大学に通っている僕ですが
鹿児島という南の地で生まれ育ちました。
小さい時から、水泳・テニス・野球・バスケットボールとスポーツばかりをしてきて、
かなり活発でやんちゃな男の子だったと聞いてます(笑)
↑ 4歳の僕
今回は初めましてということで
・僕がファッションに興味を持ったきっかけ
・今の会社でインターンを始めた経緯
この2つについてお話していこうと思います。
まず僕がファッションに興味を持ち始めたのは中学1年生の時、
地域のお祭りに行ったことがきっかけでした。
僕は友達と5人くらいでいつも通り、服装は何も気にせず(定かではありませんが、上は白
無地のポロシャツ、パンツは黒のスラックスだった気がします)お祭りに向かったのですが
同級生の女の子達から、
「優太1人だけめっちゃオシャレ。」
「優太ってそんなオシャレだったのwwww」
と言われたのです。
「え・・・?オシャレ?これってオシャレなん?笑」
全くオシャレだとかファッションに興味なかったのですが、
なんか嬉しかった!!笑
こうして僕はオシャレに目覚め、ファッション好きとなったのです。
それから高校を卒業するまでは、
まあお金もかけない程度(UNIQLOやGUなど)でファッションを楽しんでいました。
「将来は洋服関係の仕事がしたいな」
「洋服の仕事できたら楽しいだろうな〜」
なんて思いながら。笑
↑ 高校3年の体育祭にて(バスケ部の後輩達と)
しかし、僕の姉は小学校の先生で
祖父やその他親族の多くが教職をはじめとした公務員として勤めている家系。
地方あるあるでしょうか?
小さな頃から公務員になりなさい的なことを言われていました。
「将来は俺も先生かな〜。でも洋服関係の仕事もしたいかも・・・」
なんて考えながら、かつ洋服関係に進むとして、
デザイナーよりもマネジメントの方が興味があったので
高校卒業後はひとまず地元の大学に進学して
経営学を学ぶことにしました。
大学の講義自体、結構面白かったんです。
ですが、中には単位取得のために、興味のない授業も受けなくてはならなかったので
「この時間に意味はあるのかな?」
と少し疑問を持ちました。
僕にとって、大学という場所は良くも悪くも『自由すぎる』場所でした。
「せっかく両親にお金を出してもらって通っているのに、意味がない!」
「もっと厳しい環境で自分のしたい勉強に打ち込みたい!」
そう思ってからは大学に行くことが苦痛で仕方ありませんでした。
それに、大学って例え休んだとしても、そこまで咎められないですよね 。
そんな大学生活に疑問を持ち、モヤモヤしている気持ちを
サークルの一つ上の先輩であったRさんに相談しました。
「僕、なんとなくでこの大学来たんですけど、最近やっぱり洋服の勉強をしたいって
思うんですよね・・・」
先輩はこう言ってくれました。
「俺はやりたいことをやってみればいいと思うよ。
けど、両親に迷惑をかけることは確かなんだから、それ相応の覚悟があるならな。」
「確かに・・・」
両親には沢山迷惑をかけることになる。
そもそも許してくれるかすら分かりません。
でも、やりたい!!
僕は洋服の勉強がしたい!!!
僕の気持ちは強く固まっていました。
後日、先輩のRさんからLINEが。
「なんか面白い大学ができるみたいだよ。CMやってた(笑)」
「専門職大学・・・?」
何ここ。
洋服の勉強を専門的にしながら大卒の資格も取れるのか・・・
「気になる!!!!」
そして次の日、直ぐに電話をして
その次の日に実際に行って話を聞いてきました。
(滞在2時間の日帰り弾丸でw)
1人で行く初めての東京。
少しワクワクをしていたのですが、
今回は別に観光に来たわけではないと気を引き締め、
どこにも寄らず大学に直行し話を聞いたのが2時間くらい。
実際に東京に滞在していたのは5時間くらいでしょうか。
東京から帰る飛行機の中でずっと考えてました。
「さて、両親をどう説得するか・・・」
何も考えなしに、
「大学辞めて、こっちに入り直したい!」
だったら200%門前払いを食らうのは間違いありません。
でも僕の気持ちはもう固まっていたので、
まず大学4年間の学費、4年間の生活費、その他諸々の
卒業までにかかる費用を計算しました。
そして自分が1年間大学に通って感じたことと、
それを通じて将来何がやりたいのかをもう一度整理してプレゼンしようと考えました。
自分なりに説得材料を揃えてプレゼンしたのですが・・・
父:「わい(お前)は何を考えちょっどか!」※鹿児島弁
「わっぜ(とても)金もかかるやらいよ!」
うん。やっぱり大反対(苦笑)
知ってた。
でも僕は本当の気持ちをぶつけて、
「お願いします。」
と頭を下げ続けるしかありませんでした。
最終的には僕の粘り勝ちで、
公務員、最低でも地元の企業に普通に就職して安定した生活を送ってほしい
という親の意向にそぐわなくて悲しませる想いもさせてしまいましたが、
今では1番に応援してくれています。
こうして晴れて専門職大学に入学でき、
周りには同じようにファッションを愛してやまない友人が沢山います。
↑ 大学の入学式当日(親戚のはとこ2人)
業界に精通している沢山の先生方にも恵まれ、
刺激のある毎日で1日1日がとても早く感じます!
しかし良いことばかりではありません。
最初の1年はまず、一人暮らしに慣れるところから始まりました。
料理なんてしたこともなければ洗濯機なんて使い方も知りませんでした。
唯一得意だったことといえば身の回りの整理整頓をはじめとしたお掃除くらいでしょうか。
新しい環境、それも大都会東京での新生活やっぱりしんどい。
それは外でも強く感じました。
例えば電車。
満員電車なのは分かっていたけど、想像以上!
「まじ潰される・・・」
「おばさんの体幹つよっ!!」
「東京コワイ。」
↑(これは今でも思っていますw)
ありとあらゆる場所でストレスが溜まっていきました。
(体重が半年で6キロも落ちた話は置いといて・・・ww)
勉強の方はまぁ・・・
単位は一つも落とすことなく。(安堵)
まあそんなこんなで最初の1年はあっという間でした。
しかし1年が経った時、
世界中でのコロナのパンデミック。
2年時はずっとオンラインでの授業となり、1年目とは180度変わり
友達に会うこともなく刺激のない毎日となりました・・・
そして友達とロクに会えないまま3年生に。
僕が通っている大学では、
3年次のインターン活動が単位に含まれることになっており、
2年生の時に先生方から、
「各自でインターン先を見つけておきなさい!」
と常々言われていました。
僕はそもそも、「この職種に就きたい!!」というのが決まっていなかったのと、
このコロナ禍でインターンを受け入れてくれる会社がかなり減っていたので
中々インターン先を決められずにいました。
(周りのクラスメイトもかなり苦戦していたので最初はそこまで焦っていませんでした)
「インターン先全然見つからん。」
「決まっている人もいるしまじやばくね?」
しばらくしてようやく焦り出した僕。
そうこうしているうちに年が明け、2年次も残り3ヶ月となった1月のことでした。
2年の後期のゼミでお世話になった教授から突然のメール。
「2月に研究発表があるんだけど学生代表で発表をしてくれない?」
という内容のものでした。
「うわ〜2月か・・・。
丁度後期が終わるタイミングだから色んな授業の期末課題がたくさんあるし
な・・・。」
基本的にめんどくさがり屋なので正直な気持ちはこれでした(笑)
でもこうやって代表して何かをさせて貰える機会は滅多にないことだし、
この1年は本当に何にもしてこなかった。
家でオンライン授業を受けて、
外出といえば近所のスーパーかアルバイトだけ。
それに教授もゼミでの関わりがあったから声を掛けて頂いたと思い、
それはとても嬉しいご縁でもあったので
「是非やらせてください!」
と返信しました。
そして、ここがターニングポイントになったのです。
そうして迎えた2月の研究発表会。
僕が学生代表として発表した研究の内容は、自身のクローゼットの中のアイテム
を
4つに分類(着る/好き・着る/嫌い・着ない/好き・着ない/嫌い)して、
どういう傾向なのかを分析するというもの。
僕は冒頭の発表ですぐに終わったのですが、僕の後に講演をしたのが
今のインターン先の代表であるキムラさんだったんです!
「なんか凄い眩しい人だな。」
これが第一印象です(笑)
zoom上だったのですが、キムラさんはとてもギラギラしていてパワーが物凄かったです。
そんなキムラさんの講演を聞いていて、
度々出てくる「パーソナルライフスタイリスト」という言葉。
「は?パーソナルライフスタイリスト?????????????」
全然知らないお仕事でした。
ですが、
その「パーソナルライフスタイリスト」というお仕事について話すキムラさんの姿が
とても楽しそうで明るくて。
「どんな仕事なんだろう?」
率直にそう思ったんです。
研究発表会終了後、
「キムラさんのお仕事にすごく興味があります!
もっと近くでお仕事を見たいのですがキムラさんはインターンを受け入れているのでしょうか・・・?」
速攻で教授にメールを送っていました!笑
もう1人、僕と一緒に発表をした同級生がいたのですが
その子も僕と同じように終わった直後に教授にメールしていたと聞いた時には笑いました。
教授からは、
「キムラさんに聞いてみますね!」
との返信があったのですが、それから1ヶ月音沙汰無し・・・
「あ、これはだめだったパターンか・・・?」
「他に興味のある会社もないしな。やばい!インターン先が決まらん!」
「どうしょう。。やべぇ!!」
3月も終わりかけで本当に焦っていました。
そんな時教授からメールが。
「キムラさんがお話聞いてみたいそうです!」
「・・・キターーーーーーっ!」
そこからはとんとん拍子でした。
次の日にzoomでお話をし、その2日後には顔合わせをしてインターンスタート!
本当に良い会社に巡り会えたなと思っています。
↑ プロフィール写真の撮影中(笑)
今ではポップアップショップの運営やプロデュースの同行などの
色々な業務に携わらせてもらえていますし、
カメラマンの方や、エンジニアの方、その他様々な職種の方に出会う機会がたくさんあり、
1日1日がとても濃いです。
企画から販売、動画編集など、
恐らく他のインターンでは中々経験できないことをさせてもらっています。
(その分、働くことの大変さも凄く感じています・・・笑)
もしあの時、教授のお誘いを断っていたら?
終わった後、教授にメールをしていなかったら?
この経験が全てなかったことになります。
もしかしたら、インターン先を見つけられずにいたままだったかもしれません。
そしたら大学の紹介で、興味のない会社でのインターンをしていたでしょう。
毎日刺激もなく、ただただ単位のために時間を費やすだけだったとしたらと思うと
正直恐怖すらあります。
一瞬、面倒くさがった自分ですが、
それを乗り越え一歩踏み出したことを褒めたい!笑
大学入学の時もそうだし、研究発表会もそう、
何事にも、「やってみる」ことは大切なんだなと
この体験を経てとても感じることができました。
多分僕は、これからまだまだ想像もできないような出会いがあり
経験をしていくことでしょう。
今はインターンを通して、僕にできることを一生懸命勉強していくつもりです。
その中で得たことを、皆さんと共有していくことができたらなと思っています。
ではまたお会いしましょう!!
中尾優太